一軒家の遺品整理を業者に依頼すると、料金はいくらになるのか?

親や配偶者が亡くなり、実家の一軒家を遺品整理するというケースは多いです。

一軒家の遺品整理となると遺族だけで行うのは労力と手間が多く、時間がいくらあっても完了できないことが多いので、遺品整理業者に依頼する人も多いでしょう。

今回は、一軒家の遺品整理を業者に依頼した場合に、どのような部分で料金が変わるのか、そしてどれくらいの料金になるのかということについて詳しく紹介していきます。

一軒家を遺品整理したときの料金の相場とは?

一軒家の遺品整理をする際に、遺品整理業者に依頼した場合の料金相場はおおよそ17万円~70万円だとされています。

料金が4倍近くの差があるため、「なぜこれほどに差があるのか?」と不思議になる人も多いと思われますが、一軒家の場合は間取りや立地によって大きく差が出てしまうためです。

例えば、都心部の一軒家だと2LDK程度の間取りが非常に多くなっていますが、郊外や地方になると4LDK5LDK以上の間取りがある一軒家も非常に多いです。

また、都会の場合は自宅に遺品整理を行うためのトラックや物品を移動させるためのスペースが狭いというケースも多く、地方だと自宅の駐車スペースにトラックが止められるケースもあります。

マンションやアパートのほうが遺品整理業者を利用する場合に料金が安くなると思われがちですが、同じ間取りだった場合は基本的に一軒家のほうが料金も安くなる傾向です

その理由としては、遺品整理業者の従業員が作業をしやすい環境にあるのが一軒家なので、労力が少なく、作業に掛かる人件費や時間が少なくて済むために料金が安くなるためです。

 

遺品整理業者が料金を決定する際の3つのポイントとは

こちらでは、一軒家の遺品整理を業者に依頼した場合に業者が料金を決定する際のポイントについて3つ紹介していきます。

この3つのポイントを予め知っていて、相場を知っていればおおよその料金は自分でも算出できるので悪徳業者に騙されるリスクを少しでも軽減することが可能です。

 

部屋の間取りが多ければ料金は高い

遺品整理の作業では貴重品を探すのも業務に含まれているので、間取りが多いと作業に費やす時間が長くなり、結果的に作業員の数や作業時間が多くなるために料金が高くなりやすいです。

間取りが多くても収納スペースが少ないタイプで、大広間や貴重品がないスペースが多いケースでは料金が安くなりやすい傾向にあるので、その辺りは遺品整理を依頼したい一軒家の間取りと中身を確認すると良いでしょう。

遺品整理業者の中には、間取りで基本的な料金を決めているケースもあるので、間取りだけではなくどのような部屋なのかを確認してくれる業者に依頼するのもおすすめの手段の一つです。

 

整理する遺品の量で料金が変動する

一軒家の遺品整理をする場合、整理する遺品の量で料金は変動します

遺品の量が多いと、整理作業や運搬作業に人員と時間を多く費やしてしまうので、その分だけ料金が高額になってしまうという仕組みです。

一軒家だとトラック数台分の遺品が搬出されるケースも少なくないので、その量を整理する作業員の人数や時間も多く掛かると考えれば分かりやすいでしょう。

また、残されている遺品のタイプによっても料金が変動することが多く、大型家電や大型の衣装ケースやタンスなどがある場合は作業員の労力も大きくなるので料金が高くなる傾向にあります。

そして、貴重品や残して欲しい細かい遺品などが多い場合も回収作業に時間が掛かるので料金が高くなりがちのため、注意してください。

 

住宅環境によっても料金が変動しやすい

一軒家の遺品整理を業者に依頼する場合は、遺品整理を行う一軒家の住宅環境についても注意したほうが良いでしょう。

住宅環境と言っても分かりづらいかもしれませんが、ここで例を出すと、庭にトラックを止められるスペースがある場合は、搬出作業が楽になるので料金が安くなりやすいです。

逆に、住宅周辺に搬出用のトラックを止められるスペースが無く、家から離れた場所にトラックを止めなければならないケースでは作業時間と作業員の人数が多くなるので料金が高くなります。

基本的に都心部の一軒家よりも地方の一軒家のほうが料金も安くなる理由が主に住環境の違いにありますが、地方でも山奥などに家があり、周辺の道路が狭いというようなケースでは料金が高くなるので注意したほうが良いでしょう。

 

その他、色々な理由で料金が変動しやすいポイント

一軒家の遺品整理で料金が変動するポイントは上記の3点ですが、その他にも料金が変動しやすい理由についていくつか紹介します。

よくあるケースとしては、「急ぎで作業を終わらせて欲しい」というような依頼です。

例えば、1日で作業を終わらせて欲しいというような依頼では、通常の作業員の人数よりも大幅に増やして作業を行うために、料金がかなり高くなります。

そして、遺品の中に粗大ごみが多かったりリサイクルやリユーズが出来ない品物が多かったりすると処分の手間が多くなるので料金が高くなりやすいです。

逆に、遺品の中でも買取可能な品物が多い場合は料金が安くなる傾向にあるので、その辺りのことは見積もりに来た担当者と相談をしてみると良いでしょう。

 

一軒家の遺品整理をする際に、少しでも安くする方法について

一軒家の遺品整理をする際に、料金を少しでも安くする方法について紹介します。

主なポイントは下記の3点です。

  整理できる範囲では自分で遺品整理を行う

  遺品で必要ない品物は自分で買い取りや売却サービスを利用して売る

  業者に依頼する場合は相見積もりを取る

このような理由になっていて、なぜこれらの行動をすると料金が安くなるのかそれぞれ紹介します。

 

自力で片付けると業者が行う手間を減らせる

最も安くなるのは、依頼業者を利用しないのがベストになりますが、基本的には自分たちでは無理な作業を代行してもらうのが遺品整理業者の使い方となります。

最初から最後まですべての作業を依頼すると高額になるのは当たり前なので、自分たちでできる範囲では自力で片付けると業者に支払う料金を安く済ませることができます

例えば、細々とした遺品については予め整理をしておくとか、自力で持てる範囲の粗大ごみは予め収集業者に頼んで捨てておくというような作業を行っておくと遺品整理業者への料金を大幅に減らすことが可能です。

 

自分で売却サービスを利用すると業者に引き取ってもらうよりも高額になる

家電やアンティーク家具などは業者が買い取りをしてくれて、買い取り分の料金を下げるというシステムを採用している業者が多いです。

しかし、買い取りしてもらえる商品を自分たちで売却すれば買い取り料金以上の金額で売れることが多いので、この辺りの手間も自分たちで行うことで遺品整理業者に支払う料金に充当することが出来ます。

もちろん、売却をするという手間はかかってしまいますが、その分だけ多くの料金を下げられると考えれば悪い話では無いでしょう。

 

相見積もりを取ることで悪徳業者に依頼するリスクを減らせる

ここまでは遺品整理の作業を自分たちで行えば安くなるという当然の話ですが、遺品整理を業者に依頼する際に必ず行ってもらいたいのが「相見積もりを取る」ということです。

相見積もりというのは複数の業者に対して遺品整理の見積もりを取ってもらうという行為を指していて、相見積もりを取ることによってどの業者がどれくらいの料金で作業を請け負ってくれるのか判断することができます。

この際に注意してもらいたいのが、「見積もりで提示された以上の料金を徴収しない業者を選ぶ」ということです。

悪徳業者の中には、初めに安い料金を提示しておいて、作業完了後に追加料金を徴収するような業者も多いです。

このような業者に引っかからないためにも、作業を開始する前に契約を交わして、契約内容に見積もりで提示した金額以上の料金が発生しないことを確認してください。

 

まとめ

今回は一軒家の遺品整理を業者に依頼すると料金はいくらになるのかについて紹介しました。

業者が料金を決定しているポイントや、料金を安く済ませるコツなどについても紹介しているので、遺品整理を業者に依頼する場合は参考にしてみてください。

色々な環境や状況によって料金は大きく変動するので、その点に注意して遺品整理業者を利用するようにしたほうが良いでしょう。


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